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さっぴーん
転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融事務として勤務。

損保で働く人がなるべく負担をかけずに転職するためのブログ。

Webデザインスクールに通って自信をもてるようになった経験を活かして学びについても発信中。

損害サービスの”自己PR”6選!転職の面接で使える例文あり

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損害サービスにいても、何のスキルも身についてないと思っていませんか。 元損サの私も当時は同じように考えていました。

この記事では、元損サの私が損害サービスで身につくスキルを紹介します。

この記事の後半では面接で使える例文を紹介するので、損害サービスから転職するときに書類作成や面接などで役立ててください。

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目次

【結論から】損サの強み6選

損サから転職するときに、自己PRや面接で使える強みはこちらです。

タップで詳しい解説に飛べます!

上記のような強みがあるにもかかわらず、なぜ損害サービスで働いていると強みがないと感じてしまうのでしょうか。

損サの強みがないと思ってしまう理由

損サで働いているのに、強みがないと感じてしまう理由は以下の通りです。

タップで詳しい解説に飛べます!

損サの仕事内容が特殊だから

1つ目の理由は、損サの仕事内容が特殊だからです。

“交通事故”という非日常の出来事を対応するスキルは、一般的な接客とは異なります。

約款の解釈や損保の知識は身についても、他業種に活かしづらいと思われている人の多いのではないでしょうか。

同じことの繰り返しだから

2つ目の理由は、繰り返しの業務が多く、スキルアップしている感覚がないからです。

損サ社員は日々、

事故受付初動過失交渉保険金支払い

の繰り返し。

事故対応という難しい仕事にも慣れて、成長を実感できなくなり、「自分には強みがないな…」と感じることも。

色んな人から怒られて自信をなくしているから

毎日色んな人に怒られるのも、強みがないと思う原因の一つです。

怒られ続けていると、相手の言っていることが正しく思えて「私が悪いんだ…」と感じるように。

自信をなくした人が、「自分に強みなんてない」と感じてしまうのも当然ですよね。

さっぴーん

私も、自分が責められているかのように感じてしまい、自信をなくしました…。

参考記事

損サの6つの強みを詳しく解説!

感情をコントロールする力

損害サービス社員には、感情をコントロールする力があります。損害サービスの仕事は、「感情労働」といわれる自分の感情を抑制しながら職務を遂行し、他人に感情の変化を与える労働だからです。※感情労働はアメリカの社会学者 A.R.ホックシールドが提唱

感情労働におけるスキル形成の論文では、感情マネジメントを含む適切な顧客応対を企業から求められているとした上で、このように述べられています。

多様な相手への対応の経験をつむことで,対応のレパートリーを自らの中に形成し,ストレスを回避しながら適 切な対応をすることができるようになる。
※引用:「感情労働におけるスキル形成と人材育成~損害保険業における損害サービス部門の事例~

感情的な人を相手にしながら冷静に対応して、保険会社として相応しい応対だできるのは、感情のコントロールができているからですね。

マルチタスク能力がある

マルチタスク能力とは、「復数の業務を同時に進め、短期的に切り替えしながら処理できる能力のこと」をさします。

毎日大量に来る新規案件と未解決案件。

初動の電話を掛けようとしたら、別件の契約者から連絡が来て対応、その間に別の新規が来て、、。

そのような業務をこなしている損サのみなさんは、マルチタスク能力があると言えますよね。

小難しい文章を理解してわかりやすく伝える力

損サで働く人は、分かりやすく伝える力があります。

ややこしい約款を保険に詳しくない契約者に伝えなければなりません。

特に、有無責に関わる場面では、言葉選びにも気を遣われていると思います。

さっぴーん

このスキルは、文章を書くときなどにも活かせますね。

冷静に状況を判断する力

損サで働く人には、冷静に対応する力があります。

感情的な人を相手に過失割合や法律について話すにためは、感情に流されずに対応する力が必要ですよね。

冷静に状況を判断して対応できる力は、相手が法人・個人かを問わず活かせるスキルです。


学び続ける力

損サで働く人は、学び続ける力があります。

商品改定があったとき、過失割合の勉強、法律知識など多くのことを学んでいます。

新しい知識を入れ続けるのは簡単にできることではないので、立派な強みと言えるでしょう。

対人折衝力

損サのみなさんには、対人折衝力があります。

対人折衝
 利害関係が一致しない状況で、物事が自分に有利になるように働きかけることです。

損サ業務では、円滑な事故解決のために、こんなにも多くの関係者とやり取りしています。

損サでやり取りする関係者

  • 契約者
  • 相手方(相手保険会社)
  • 保険代理店
  • 修理工場
  • レンタカー会社
  • 医療機関

契約者の意向や有無責なども加味して進めるのですから、損サのみなさんには対人折衝力があると言えるでしょう。

転職で使える強みは誰にでもある!

強み=仕事で活かせる経験やスキル

転職活動の「強み」は、仕事で活かせる経験やスキルのことをさします。

損サの仕事の場合

  • 月に〇件の新規事故を受付けして、▲件の事故を解決
  • 常に◇◇◇件の未解決案件を持ちながら、新規事故も平行して対応

このように、損サのみなさんが当たり前のようにやっている業務も立派なスキルや経験になります。

さっぴーん

「売上○○%アップ」、「○○人ものお客さんと成約」「社長賞を受賞」などの輝かしい功績だけが強みになるわけではないんです。

強みと長所の違い

強みは、先述の通り、「仕事で活かせる経験やスキル」です。

一方で、長所は「その人が持っている性格・人柄」をいいます。

だれにでも強みはあるんです

だれにでも必ず強みはありますが、見つけるには時間がかかるのも事実。

このサイトでは、じっくりと自己分析をするための記事を用意しています!

参考記事

面接で使える!自己PR

ここでは、先述した損サの強みを面接の場でどのように伝えるのかを紹介します。

さっぴーん

ぜひ、転職活動に活かしてください。

転職における自己PRの構成

自己PRの構成は以下の通りです。

  • 自分の強みを述べる
  • 具体的なエピソード
  • 実績を表わす数値
  • 応募企業でどのように活かせるのか

このような構成で書くことで、あなたの強みが面接官に伝わりやすくなります。

さっぴーん

次から自己PRの例文を紹介します。

参考記事

①マルチタスク能力の例

マルチタスク能力の場合は、以下のようになります。

たとえば

  • 私の強みは、マルチタスク処理ができることです。【①自分の強みを述べる
  • 現職では、新規案件の電話を掛けようとした際に、既存案件の電話が入るなど、同時に対応すべき場面も多々あります。【②具体的なエピソード
  • その結果、月に100件の新規事故を受付しながら、常に150件以上の未解決案件を並行して対応できるようになりました。【③実績を表わす数値】
  • このマルチタスクのスキルを活かして、電話応対や事務処理など多くの業務を正確かつスピーディーに行います。【④応募企業でどう活かすか】

②難解な文章をわかりやすく変換してわかりやすく伝える力の例

わかりやすく伝える力の場合は、以下のようになります。

たとえば

  • 私の強みは、難しい言葉や文章をわかりやすく伝えられるところです。【①自分の強みを述べる
  • 現職では、小難しい保険約款を解釈した上で、保険金支払い可否について契約者へ説明しています。
    契約者からは、「わかりやすい、よく理解できた」との言葉を頂くこともあります。【②具体的なエピソード
  • お客様アンケートで、月5件の満点評価をもらうことができました。【③実績を表わす数値】
  • 小難しい文章や言葉をわかりやすく伝える力を活かして、煩わしい手続きなどのマニュアルを作成するなど部署の業務効率化に貢献したいです。【④応募企業でどう活かすか】

③冷静に状況を判断できる力の例

冷静に状況を判断できる力をアピールする場合の例です。

たとえば

  • 私は、どのような状況でも冷静に判断することができます。【①自分の強みを述べる
  • 現職では、交通事故という特殊な状況で感情的になっている契約者や相手の方が多くいますが、感情に流されずに過失割合や保険金支払い可否の判断をします。【②具体的なエピソード
  • このスキルがあるからこそ、月に100件以上の案件を処理できていると自負しております。【③実績を表わす数値】
  • 現職で培った冷静な判断力で、繁忙期でもミスなく正確な業務をしていきます。④応募企業でどう活かすか】

④学ぶ続ける力の例

学び続ける力があることを自己PRで使用するときの例です。

たとえば

  • 学ぶ力は人一倍あると自負しております。【況でも冷静に判断することができます。【①自分の強みを述べる
  • 現職では、毎年の商品改定に対応しながらお客様対応をする必要があるので、日々の勉強がかかせません。【②具体的なエピソード
  • 週に1回行われる部署内での勉強会の後には、必ず自宅や通勤電車内で30分ほど復習して知識をアップデートしています。【③実績を表わす数値】
  • 常に学ぶ姿勢がありますので、商品知識や新システム導入などの最新情報をいち早く習得して、周囲に伝えられる人になりたいです。④応募企業でどう活かすか】

⑤対人折衝力の例

最後に、対人折衝力の例です。

たとえば

  • 私は、対人折衝力があります。【①自分の強みを述べる
  • 円滑な事故解決と適性な保険金支払いのために、事故当事者をはじめ、代理店、修理工場、医療機関など多くの関係者の間に入ってやり取りしています。【②具体的なエピソード
  • 毎月100件以上の交通事故を示談解決できているのは、対人折衝スキルがあるからこそだと自負しております。【③実績を表わす数値】
  • この対人折衝スキルは、貴社の営業事務業務で活かせると考えます。【④応募企業でどのように活かせるのか】

それでも強みが見つからない場合は

自己理解ワークをやってみる

まずは、自己理解ワークに取り組んでみましょう。

一回で簡単に見つかるものではありませんが、じっくり取り組むことで必ず強みが見つかるワークになっています。

強みが見つかるワークはこちら

有料の自己分析ツールを使ってみる

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転職エージェントを利用する

転職エージェントは、強みを一緒に見つけてくれるのでおすすめです。

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さっぴーん

エージェントによっては、自己分析セミナーを開催しているのでぜひ参加してみてくださいね。

参考記事

まとめ

最後に今回のまとめです。

損サで働いているのに「強みがない」と思ってしまう理由

  • 仕事内容が特殊だから
  • 同じことの繰り返しでスキルアップしている感覚がないから
  • 色んな人から怒られ過ぎて自信をなくしているから

転職活動の「強み」は、仕事で活かせる経験やスキルのことで、誰にでもあるものです。

損サの強み6選

  • 感情をコントロールする力
  • マルチタスク
  • 難解な文章をわかりやすく変換してわかりやすく伝えられる
  • 冷静に状況を判断できる
  • 学び続けられる
  • 対人折衝力

これらの強みを使って、面接で使える自己PR例を紹介しました。(※タップで戻れます)

どうしても強みが見つからない場合は、自己分析ワークや転職エージェントを利用するのがおすすめです。

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さっぴーん

損サのみなさんが、自分らしく働ける仕事につけるのを心から願っています。

この記事を書いた人

転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融系の事務職として勤務。

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