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さっぴーん
転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融事務として勤務。

損保で働く人がなるべく負担をかけずに転職するためのブログ。

Webデザインスクールに通って自信をもてるようになった経験を活かして学びについても発信中。

損害サービスの仕事ができなくてつらいと感じる原因と自信をつける10個の方法

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こんな人に向けた記事です!

  • 仕事ができなくてつらい
  • 要領が悪い自分に嫌気がさしている
  • 損害サービスの仕事で失った自信を取り戻す方法を知りたい

私が損サにいたときは、この記事で紹介する方法で自信を取り戻していました。

この記事を読めば、損害サービスの仕事をしながら、自分に自信をもって働くけるようになります。

記事の前半では、仕事ができないと感じてしまう原因を解説、後半では自信を取り戻す方法を紹介します。

目次

損サで「仕事できないな」と感じる原因

損害保険会社の損害サービス部門、通称「損サ」で働いていると、仕事できないと感じてしまう瞬間が多くあります。

その主な原因を挙げます。

高度な専門知識が必要だから

損害サービスで「仕事ができない」と感じる原因の一つは、高い専門知識が必要だからです。

損サは法律や保険商品に関する知識が求められ、習得するまでに時間がかかります。

特に新入社員にとっては、専門用語も多いのでハードルが高く感じるでしょう。

感情的な人を相手にするから

感情的な人を相手にするのも「仕事ができない」と感じる原因です。

事故に遭って気が動揺している人、何かに不満を持っている人が多く、通常の接客とは異なる高いコミュニケーションスキルが求められるからです。

たとえば、

0主張(過失を認めない)の契約者に、判例に基づく過失割合を伝えても理解してもらえず、反発されるケースもあるでしょう。

不意な電話や質問が多いから

不意な電話や質問が多いのも「仕事ができない」と感じさせる原因となります。

予期せぬ問い合わせに対してもすぐ対応しなければならず、業務に対するプレッシャーが増すためです。

たとえば、

案件Aの対応経緯を入力しているときに、案件Bの電話が入ってきて対応に追われていたら、案件Aの次にかけたかった電話ができない…。

そんな状態が続くと、「私って要領悪いんだ」と感じる原因にも。

そもそも電話対応が苦手だから

損サに必須の電話対応が苦手なことも、「仕事ができない」と感じる要因となります。

特に苦手意識を持つ人にとっては大きなストレスになるからです。

言いたいことを上手く伝えられない、相手の勢いに押し負けてしまうなど、電話対応がスムーズに進まないと、次第に自信が失われるでしょう。

一つの事案に集中できないから

一つの作業に集中できないことも「仕事ができない」を感じる原因です。

損サの業務は多岐にわたるため、複数の案件を同時にこなす必要があります。

次から次へと他の案件が舞い込んできて、一つの事案に集中できなくなると、業務効率が下がって「私って仕事できないんだな」と感じるでしょう。

自信がないことが仕事に影響すること

自信が欠けていると、日常の業務に多くの影響が出てきます。

さっぴーん

具体的にどのような影響があるのかを見ていきましょう。

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パフォーマンスの低下

自信がないと仕事のパフォーマンスが低下します。

損サでいう仕事のパフォーマンスとは、完了率や事故解決のための案を出すことなどが該当します。

自分の能力を信じられないと、慎重になりすぎてしまい、仕事のスピードや質が下がるためです。

たとえば、自分の判断に自信が持てず、上司に確認する時間が増えて業務が進まないなどです。

消極的な姿勢になる

自信を失うと消極的な姿勢になります。

自信がないことで、事故解決のためのアイデアや提案を出す意欲が減るからです。

これは事案だけではなく、昇給の話が来ても断ってしまうなど、自己成長の機会を逃すことにもつながります。

決断力がなくなる

自信がないと決断力が低下します。

判断するときに不安を感じて優柔不断になるからです。

電話応対ですぐに回答ができなかったり、選択肢を与えすぎて契約者を混乱させるケースもあるでしょう。

ストレスが増える

自信が持てない状態だとストレスが増えます

ミスを過度に恐れて、常に気を張った状態で仕事をすると、精神的に疲れてしまうからです。

日々の積み重ねが慢性的な疲労メンタルヘルスの問題につながるケースもあります。

新しい挑戦ができなくなる

自信がないと、新しいことを避けるようになります。

それは、失敗が怖いからです。

新しい仕事のやり方の提案や改善策を思いついても、自信がないために発言できない場合があります。

これにより、自己成長だけではなく、部署全体の成長の機会をも逃してしまうでしょう。

自信を取り戻すため方法10選

自信を取り戻す10個の方法を紹介します。

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小さな成功体験を積み重ねる

日々の小さな成功体験の積み重ねが自信を取り戻すきっかけになります。

自分のできることが増えると、「物ごとをうまくやり遂げられる」という感覚が高まり、自信が生まれるからです。

たとえば

  • 今月は前月よりも1件多く支払いできた
  • いつも長電話になる相手に対して通話時間を短くすることができた
  • 以前よりも過失相殺の計算が早くなった

小さな成功を積み重ねると、徐々に自信を取り戻せるようになります。

自分を褒めるクセをつける

自分を褒める習慣を持つと、自己肯定感がアップします。

良いところに目が向くのでネガティブバイアスが軽減されるからです。

ネガティブバイアス・・・ネガティブなできごとや評価を重視するという人の特性

仕事終わりに、今日できたことだけを思い出して自分を褒めてあげると、少しずつ自分を認められるようになります。

さっぴーん

今日起きて身支度して出社した、電話にたくさんでた、などで良いんです!

メンタルヘルスケアを実践してみる


日々の生活にメンタルヘルスケアを取り入れると、心の健康を維持できて、自信が高まります。

ストレスをコントロールしたり、自己効力感(自分はできるという感覚)を強化できるからです。

  • 損サのどの業務にストレスを感じているのかに気づく
  • ストレスを抱え続けるリスクを知る
  • 心身の変化にいち早く気づく

これらを認識すると、心のセルフケアができるようになります。

反省ではなく自己評価する

反省よりも自己評価を重視すると、自分を前向きに受け入れられます。

反省は自分を責めがちですが、自己評価は自分の良いところに注目できるからです。

損サの仕事で失敗した場合でも、何がうまくいったのか、何を学べたかを考えて、次に活かすための振り返りをします。

目標達成までの過程だけ楽しむ

目標達成までの過程だけでも楽しむのも自信を取り戻すきっかけです。

たとえば、「完了率100%以上になるように、この3件は今月中に示談しよう」と目標を立てれば、業務に目的意識が生まれます。

業務に目的意識を持てると、モチベーションも維持できるようになります。

興味のある学びをはじてみる

興味のある分野を学び始めると、視野が広がって自信を高められます。

新しい知識やスキルを得られると、自己成長を実感できるからです。

自分に自信がない人におすすめの資格の記事で紹介していますが、難易度の低い趣味資格でも自己肯定感アップを期待できます。

リラックス方法を見つける

リラックスできるよう意識すると自信にもつながります

心身のリラックスは、心の余裕を生み出し、前向きな思考をしやすくなるからです。

深呼吸や軽い運動、好きな香りなど自分に合ったリラックス方法を見つけ、心身のリフレッシュを心掛けてみましょう。

自動思考に気がつく

自動思考は、目の前のできごとに対して瞬間的に浮かぶイメージをさします。

たとえば

  • 電話で怒られたら「自分は人間として失格だ」と感じる
  • 友だちから誘いを断られたら「私は嫌われている」と思い込む
  • 一度のミスで「私は何をしてもうまくいかない」と思い込む

自分の思考パターンを自覚すると、前向きなマインドを維持できるようになって結果的に自信につながります。

本を読む

読書は、他の人の考え方や経験を学んで、自分を見つめ直す機会になります。

たとえばこんな風に感じられるでしょう。

  • 悩んでいるのは自分だけじゃない
  • 他の人はこうやって困難を乗り越えたんだ
  • 自分にもやれそうなことがありそう

本を通して新たな視点を得られるので、自信を取り戻すきっかけになります。

専門家の力を借りる

場合によっては、カウンセラーなどプロの視点からアドバイスを受けることも大切です。

専門家の力を借りると、効果的に自信を取り戻せるからです。

会社のメンタルヘルスケアの取り組みや、自治体でも無料でカウンセリングをしてもらえます。

損サの環境が仕事をできないと感じさせている可能性も

損サの仕事環境が「仕事ができない」と感じさせる原因となることもあります。

ここでは、その環境要因について考えます。

毎日多くの人から怒られる環境

毎日怒られる環境にいると、次第に自分に自信をなくしていきます

否定的な言葉を浴びているうちに、事実だと錯覚してしまうからです。

頻繁に怒られる環境が原因で「自分は仕事できないんだ」と思い込んでしまうでしょう。

周りの人がバリバリと仕事をこなしている環境

周りの人がバリバリと交渉して、どんな相手にも毅然とした態度で対応している。

そんな環境だと自分は何もできてない…」と自己否定に陥る原因になります。

他人と比較して、ついていけてないと思うと、自分を「仕事ができない人間」と受け取るでしょう。

鳴りやまない電話、長時間に及ぶ電話応対

絶え間ない電話応対は、ストレスが増え、自信を失う要因になり得ます。

途切れない電話は、業務が中断されて効率が低下するので「自分が仕事ができないのが原因だ」と錯覚するからです。

あなたが仕事ができないからというよりも、電話が多すぎる環境がいけない可能性もあります。

主に一人で事故対応を進めるやり方

一人で事故を担当していると、孤独感を感じやすく、結果として自分の仕事に確信が持てないでしょう

周りのサポートを得にくい環境では、仕事に対するプレッシャーが増えるからです。

さっぴーん

周りに頼るのがいけないと考えてると余計にしんどくなります。

「つらい」とならない仕事を見つけるためには

自己理解を深める

自分の強みや弱み、興味を深く理解することで、どのような仕事が自分に適しているのかを見極めます。

自分の強みや興味を知ることができると、キャリア選択が可能になるからです。

自分に合った働き方を模索する

自分に合った働き方を探すと、仕事のつらさを軽減できます。

電話に追われない環境や感情的な人を相手にしない仕事など働き方を変えることで、ストレスが減ってより快適な仕事環境をつくれるからです。

自分にあった働き方・環境を見つけるには、自己分析が重要です。

さっぴーん

詳しくは、損サの自己分析のやり方の記事で紹介しています。

優先順位を考える

自分の中で大切にしたいものの順番をを決めましょう。

優先度が高いものに目が行きやすくなり、無駄なストレスを減らせるからです。

たとえば、

  • やりがいが一番大切 → 興味がある分野を見つける
  • プライベートが何より重要→残業が少なめの仕事
  • 年収が良ければそれでOK → 損サの中でどう生き抜くかを考える

優先順位が決まると遠回りせずに目標まで進めるようになります

エージェントに相談してみる

エージェントに相談することで、自分に合った環境や働き方を見つけるための客観的なアドバイスを得らるので適切なキャリア選択が可能になります。

自分では気づかなかった選択肢や可能性を見つけられるためです。

さっぴーん

私は、3回の転職ともリクルートエージェントを利用しました。

客観的に見た自分の強みや特性を聞けるので、自己分析に役立ちます!

まとめ

自信がないことは、本来の力を発揮できないリスクになり得ます。

この記事で紹介した方法を実践して、損害サービス業務の支えにしてください。

損害サービス部門という特殊な環境が「仕事ができない」と感じさせてるなと思ったら、「つらい!」とならない仕事を見つけてみてください

そのためには自己理解を深めるのが重要です。

3回転職した私も使ったリクルートエージェントは、自己理解を深めるサポートをしてくれます。

自分にあった仕事や働き方を見つけるために一歩だけ踏み出してくださいね。

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この記事を書いた人

転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融系の事務職として勤務。

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