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さっぴーん
転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融事務として勤務。

損保で働く人がなるべく負担をかけずに転職するためのブログ。

Webデザインスクールに通って自信をもてるようになった経験を活かして学びについても発信中。

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種の内容や配点は?出題数ランキングをご紹介!

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事では、以下のような悩みを解決できます!

  • メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種ではどんな問題が出題されるのか知りたい
  • メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種ってどんなことが学べるの?
  • 毎日どのくらい勉強時間を確保すればいいの?

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種の勉強時間や学習内容のイメージができるので、受験するかどうか決めるのにピッタリな記事です!

記事の後半では出題数ランキングや学習趣味レーションを紹介するので、最後まで読んでくださいね!

目次

【2024年最新版】メンタルヘルス・マネジメント®検定試験とは?

試験概要

メンタルヘルス・マネジメント検定は、働く人の心の不調を未然に防ぎ、活気ある職場づくりのためにメンタルヘルス関する知識を習得する検定です。

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難易度や併願可否など詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

配点について

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種は、全50問の試験で、100点満点中70点以上で合格です。

各章の配点は公表されていませんので、1問2点だと考えられます。

下記各章の出題数を表したグラフを見てみると、第2・4・5章(メンタルヘルスケアの基礎ストレスへの気づき対処法)の出題が多いことがわかります。

試験時間について

Ⅲ種の試験時間は、120分です。

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全問で50問なので、1問約2分半で解けば間に合う計算ですね。

一般常識の知識ですぐに解ける問題もありますので、比較的余裕がある試験でしょう。

出題形式

出題形式は全て選択式で、適切・不適切なものを選択させる問題、穴埋め問題があります。

参考例

参考例のために作成
参考例のために作成
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自分で用語を書く問題は出ないので、完ぺきに覚えていなくても解ける問題も多いでしょう。

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種を取得するメリット

結論、メンタルヘルスマネジメント検定を受けるメリットはあります

ここでは、資格を取るメリットと学べることを紹介します。

取得するメリット

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種を取得するメリットは、

心のセルフケア力を高めて、前向きに仕事をしたり、日々生活したりすることができるようになる

だと、私は考えます!

それは、次に紹介することが学べるからです。

参考記事

学べること

検定に合格した後の自分をイメージしておくと、達成感を感じやすくりますし、勉強のモチベーションにもつながります。

合格後のめざすべき姿

メンタルヘルスマネジメント検定の公式サイトで述べられているⅢ種合格後にめざすべき姿は、下記のとおりです。

自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができる。

引用:メンタルヘルスマネジメント検定 公式サイト
さっぴーん

自分の心の異変にいち早く気づいて、ひどくならないうちにセルフケアができる力が身につきます。

学べること

試験によく出る第2、4、5章では、下記のようなことが学べます。

  • うつ病や統合失調症、パニック障害、適応障害の基礎知識
  • 睡眠時間と仕事のパフォーマンスの関係
  • 仕事において何がどのくらいの大きさでストレスになっているのか
  • ストレス対処法の正しいやり方、間違った対処法
  • ストレスと感じないための考え方
さっぴーん

基本的なことを知っておくと、少しでも異変があったときに早く気づけますよね。

頻出問題を検証!出題回数が多かった順でランキングを作成!

ここでは、私が独自に過去問題集を検証して、出題された項目をランキング形式で紹介します!

さっぴーん

これから勉強を始める人は、どのようなことが試験で問われるのか参考にしてみてください。

勉強中の人も、ポイントを抑えるためにぜひ活用くださいね。

今回参考にした本はこちら

太い赤字は、問題の中で問われたポイントです。
※この記事の中では、1-①は1節1項を表わします。

【第1章】メンタルヘルスケアの意義

第1位

1-③「メンタルヘルス指針とセルフケア」(公式テキストP5~)より、

2006年厚労省から発表された「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では、職場における具体的な取り組みを4つに分類し、その一つとしてセルフケアが掲げられた。

※過去9回の試験のうち4回出題

第2位

1-②「メンタルヘルスケアの意義と重要性」(公式テキストP2~)より、

自殺者は1998年に急増し、それ以降2011年まで3万人を超えた。
2012年以降は3万人を下回り、減少傾向。
2019・20年は2万人を超えて、2019年は20,169人、2020年は21,081人となった。

※過去9回の試験のうち3回出題

同率2位

2-①「メンタルヘルスケアの方針と計画」(公式テキストP8~)より、

仕事のモチベーションにつながることは、①企業の事業活動にとっての重要性、②自分の評価との関連性である。
事業者がメンタルヘルスケア方針を表明するときには、これら①②を満たすことで、従業員がメンタルヘルスケアの活動を積極的に行うことが期待される。

事業者がメンタルヘルスケアの重要性の認識を示した上で、プライバシーに配慮しながらも職場全体を巻き込んでの対策を継続的に実施する意思を表現することが重要。

※過去9回の試験のうち3回出題

【第2章】ストレスおよびメンタルヘルスケアに関する基礎知識

さっぴーん

第2章は、同率で1位が4つありました。

第1位

1-①「ストレスとは」(公式テキストP14~)より、

ストレッサー(ストレスの要因)によって引き起こされた精神症状と身体症状、行動の変化を含めてストレス反応と呼び、これらを合わせたものをストレスと総称する。

  • ストレス反応=精神症状身体症状行動の変化
  • ストレスの総称=要因反応

※過去9回の試験のうち3回出題

同率1位

1-③「産業ストレス」(公式テキストP19~)より、

NIOSHの職業性ストレスモデル(ストレス要因を受けて、ストレス反応が出て何かしらの健康障害が出るまでの一連の流れ)に関する出題

NIOSHの職業性ストレスモデル

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種 公式テキストを参考に作成

ここのパートでは、過去に以下のような問題が出題されています。

  • “職業のストレッサー”と”個人的要因”が入れ替えで出題され、正誤を問う問題
  • ストレス要因と具体的な内容の正しい組み合わせを問う問題

※過去9回の試験のうち3出題

同率1位

3-①「心の健康問題は自分とは関係ないという誤解」(公式テキストP44~)より、

2016年度に国家公務員がとった1か月以上の長期病欠の原因は、1位:うつ病などの精神疾患(65.5%)、2位:悪性腫瘍(9.7%)である。

同率1位

3-②「睡眠を削って残業をがんばるのは”美徳”という誤解」(公式テキストP46~)より、

睡眠を削って頑張り続けることは、集中力・判断力を低下させ、仕事のパフォーマンスは低下
これを補うために時間外勤務が増えて、さらに睡眠時間が減るという悪循環に陥る。

※過去9回の試験のうち3回出題

2章の1「メンタルヘルス不調」(公式テキストP31~)は、毎回複数の問題が出る分野なので、紹介します。

メンタルヘルス不調・・・精神疾患にとどまらず、出勤困難、職域での人間関係上のストレス仕事のトラブルの多発、多量飲酒などを含めた不健康状態を総称する用語のこと。

労働者にみられるメンタルヘルス不調の例

  • うつ病
  • 統合失調症
  • アルコール依存症
  • パニック障害
  • 適応障害
  • 睡眠障害
  • 発達障害
  • 心身症

これらの疾患の基礎知識が問われます。

【第3章】

さっぴーん

第三章は、2位が同率で3個ありました!

第1位

3-①「自己管理としての早期対処」(公式テキストP60~)より、

人によりストレスの現れ方は異なり、身体面に出る人もいれば精神面に出る人もいる。

※過去9回の試験のうち4回出題

第2位

1-①「過重労働の背景と労働者の健康状態」(公式テキストP54~)より、

日本で残業が減らない理由の一つとして、欧米と違い業務がそれほど限定されておらず、仕事が増えれば誰かがそれを補う空気がある。
その結果、業務も増えて残業も増える

※過去9回の試験のうち3出題

同率2位

1-②「過重労働の健康影響のメカニズム」(公式テキストP54~)より、

過重労働がどのようなメカニズムで労働者の健康を障害するかという仕組みについては、詳細に証明されていない

※過去9回の試験のうち3回出題

同率2位

3-①「自己管理としての早期対処」(公式テキストP60~)より、

メンタル不調は、心理的な分野であるだけに発症の状態が第三者にはわかりにくいという面がある。
特に初期段階では、それが単なる一過性の心の反応なのか、それともすでに病的レベルの問題であるかの区別はつきにくい

※過去9回の試験のうち3回出題

さっぴーん

今回は出てきませんでしたが、長時間労働とメンタル不調との関係自己保健義務なども多く出題されています。

第4章~第6章

第4章~第6章については、ただいま準備中です。

準備が出来しだい、公開しますのでお楽しみに!

学習シュミレーションを紹介!

Ⅲ種に合格するために必要な時間は10~20時間

ネット上で言われているⅢ種の勉強時間は10~20時間です。

Ⅲ種は基本的な内容が問われるので、他のコースと比べると勉強時間は少なめです。

社会人の学習スケジュール

仕事の日に30分~45分、休日のどちらかを1時間勉強すれば、約20時間を確保できることになります。

仕事の日

起床~家を出るまで

身支度をしながらYouTubeで聞き流し学習(15分)

自宅~会社まで

通勤電車でテキストを読む(10分)

昼休み

YouTubeで動画講義をみる(10分)

会社~自宅まで

YouTubeで問題演習の動画を観ながらアウトプット学習(10分)

帰宅後

YouTubeで問題演習の動画を観ながらアウトプット学習(15分)

今紹介したスケジュールでも、1時間を確保できました!

全て勉強に使わなくても、この中で出来そうな時間帯を選んで30分の時間を作り出してみましょう。

休日

朝、身支度をしながらYouTubeで動画講義をみる(15分)

机に向かってテキストを読んだり、問題を解いたりする(20分)

家事や料理をしながら聞き流し学習(15分)

寝る前にYouTubeで問題演習の動画を観ながらアウトプット学習(10分)

まとめ

今回は、過去問題集から頻繁に出題されたポイントをランキング形式で紹介しました。

合格するためには、この記事で紹介した箇所以外にもおさえるべきポイントがあります。

今回参考にした本

本番の試験では、多くが公式テキストから出題されますので、ぜひ公式テキストを中心に学習を進めてくださいね。

この記事を書いた人

転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融系の事務職として勤務。

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