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さっぴーん
転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融事務として勤務。

損保で働く人がなるべく負担をかけずに転職するためのブログ。

Webデザインスクールに通って自信をもてるようになった経験を活かして学びについても発信中。

損保・損害サービスからの転職するときに必要な履歴書の作成ガイド

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転職の履歴書を書くとき、こんなお悩みはありませんか。

  • 転職活動で面倒な書類作成なるべく簡単に終わらせたい
  • 損保から転職するときに履歴書を書くコツを知りたい!
  • テンプレートがあると嬉しい!

この記事を読めば、損保から転職するときに必須の履歴書が1から10まで書けちゃいます

この記事のまとめ

  • 履歴書のフォーマットは、厚生労働省や転職サイトの書式を使うのがGood
  • 損保・生保募集人の資格は正式名称で資格欄に記載する
  • 志望動機は「なぜその会社でないといけないのか」と「活かせるスキル」を交えて書く
  • 転職エージェントを使えば、企業とのメールやり取りや郵送作業をしなくて良いのでおすすめ
目次

企業に自分のことを知ってもらうための履歴書

転職の履歴書は、あなたの職務経験やスキルを整理して企業に伝えるための大切なツールです。

今までの実績や強みを言語化して、どのように転職先の企業に貢献できるかを履歴書で伝える必要があります。

履歴書を入念に準備することで、企業に関心をもってもらい、次の選考ステップへ進むチャンスを広げることができます。

【項目別】損保業界の履歴書の書き方

ここでは、履歴書の項目ごとにポイントを解説します。

履歴書はフォーマットを活用

厚生労働省や転職エージェント、転職サイトでも履歴書のフォーマットがダウンロードできるので、それらを活用するのが良いでしょう。

厚生労働省の履歴書

DODAの履歴書

リクルートエージェントの履歴書

UZUZ(ウズウズ・20代向け転職サポート) の履歴書

さっぴーん

DODAリクルートエージェントは年代関係なく利用できる大手転職エージェント、UZUZは第二新卒や20代向けの転職サポート企業です。

日付

履歴書の日付は、記載日ではなく提出日を書きます。

※郵送の場合はポストに投函した日、持参する場合は持参する日を記載します。

また、年号は和暦か西暦で統一しましょう。

参照:厚生労働省の「応募書類の作り方

証明写真の撮り方・サイズ

履歴書の証明写真のサイズは、たて4cm×よこ3cmが一般的です。

履歴書に貼るときには、のりでしっかりと貼り付けます。

また、写真を撮るときは、以下の点に注意してみてください。

  • 化粧は派手すぎずナチュラルに
  • 正面上半身、無背景、無帽で撮影する
  • 写真は約3カ月以内に撮ったものを使う

万が一はがれたときに、採用担当者が見つけやすくように裏面に名前を書いておきましょう

基本情報(氏名・住所・連絡先など)

履歴書の基本情報を書くポイントは以下の通りです。

  • フリガナ」と書かれていればカタカナ、「ふりがな」と書かれていればひらがなで書く
  • 日付は、郵送の場合はポストに投函する日、メール場合は送信日
  • 名前は省略せずに戸籍上の氏名を書く
  • 住所は、都道府県から書く。丁目・番地・号や建物名は省略しない
  • 日中電話を取れない人はメールアドレスも記載すると親切

エージェント利用の場合は、選考中に企業と直接やり取りするのはほぼありませんが、電話番号だけは書いておきましょう。

参照:厚生労働省の「応募書類の作り方

学歴・職歴

学歴

POINT
1行目の真ん中に「学歴」と記載する
POINT
学歴は高校入学から書く(スペースが空いてるようであれば中学から書いても良い)※入学と卒業は1行ずつ使う
POINT
年月の西暦と和暦は揃える

職歴

POINT
1行目の真ん中に「職歴」と記載する
POINT
これまでに経験のある職歴全てを記載する※入社と退職は1行ずつ使う
POINT
退職は、「一身上の都合により退職」と書くのが一般的

倒産・リストラ、契約終了の場合はその旨を、退職日が決まっている場合は、「退職見込み」と記載

POINT
年月の西暦と和暦は揃える

免許・資格欄

募集人資格の書き方

募集人の資格を持っている場合は、正式名称で記載します。

損保基礎**年**月 損害保険募集人一般試験 基礎単位 取得
損保自動車**年**月 損害保険募集人一般試験 自動車単位 取得
損保大学 法務**年**月 損保大学課程 専門コース 法務単位 取得
生保一般**年**月 生命保険募集人資格 一般過程 取得

履歴書に書いた方が良い資格

応募する仕事に直結する資格は履歴書に書いた方が良いです

損保系の職種であれば、募集人のほかにファイナンシャルプランナーや日商簿記検定などの資格は記載しておいて損はないでしょう。

また、中小企業診断士や社会保険労務士などの難関資格は、記載しておいた方がプラスになります。

履歴書に書かない方が良い資格

応募先の職種とあまり関係のない資格は書くのは控えましょう

採用側から「目的をもって行動できない人なのか?」「資格マニアなのかな?」と思われるリスクがあるからです。

たとえば、「フードコーディネーター」や「アロマセラピー選定」、「カラーコーディネーター」など明らかに応募先の職種と関係のない資格は書かない方が無難です。

【例文つき】志望動機、自己アピール

履歴書の志望動機と自己アピールは同じ欄にあることが多いです。

同じところにある場合は、志望動機と自己PRをまとめて記載しましょう

小さいスペースにおさまる構成

志望動機の構成は、以下のように記載すると履歴書の少ないスペースでも採用側に伝わる文章になります。

  • 結論(なぜその企業に応募するのか)
  • 結論の詳細
    (志望動機につながる損害サービスでの具体的なエピソード、自分のどんな強みが応募する理由になるのか)
  • 損害サービスでの経験を活かして入社後にやりたいこと

職種別の例文を紹介!

ここでは、①保険代理店、②保険事務、③一般事務の志望動機の例文を紹介します。

保険代理店

現職で月に100件以上の事故対応をしてきた経験が、貴社のテレマーケティング職でも活かせると思い志望いたしました。
損害サービス部門で、事故状況から過失割合を判断、事故の当事者の間に立って示談交渉、保険金の支払い事務など多岐にわたる業務に携わっている中で「事故が起きる前にお客様にとって最適な商品を提案して安心してもらいたい」と考えるようになりました。
貴社の「お客様にとって本当に必要な商品やサービスを提案する」という考え方に共感し、事故対応で経験したことをふまえながら商品を提案できる人材になりたいと考えています。

保険事務

現職で培った「ミスの無い対応力」が活かせるのではないかと考えたため貴社を志望いたしました。
損害サービスの仕事は、事故の当事者・関係者ともに神経質になっており、金銭が関係するため、ミスが許されない環境です。
どんなリスクがあるかわからない時代にお客様へ「安心」を届けられるように、事務面からサポートしていきたいと考えております。

一般事務

交通事故の示談交渉で培った対人折衝力、コミュニケーション能力、正確な事務処理を貴社の業務でも活かせると考え志望いたしました。
交通事故という特殊な状況かつお客様の金銭が関係してくる仕事のため、ミスが許されない環境の中、正確なご案内や保険金支払い業務を遂行しています。
入社後は、業務知識をいち早く習得して、正確でスピーディーな事務処理で貴社に貢献したいと考えています。

本人希望欄

勤務地や勤務時間など、希望する条件を記入する欄です。

特別な事項がない場合、「特になし」とは書かずに貴社の規定に従いますと記載しましょう。

※特別な希望とは、

  • 親の介護で転勤はできない
  • 連絡の希望時間帯がある
  • (現職の引継ぎなどで)入社可能な日が決まっている

などを言います。

応募先の企業が複数の職種を募集している場合は、「希望職種:○○」と記載します。

待遇や勤務条件については、履歴書に書かずに面接の場で伝えましょう

履歴書の最終確認!チェックシート

履歴書を一通り書き終えたら、最終チェックをしましょう。

最終チェックに使えるチェック項目を用意しましたので、ぜひ活用ください。

  • 誤字脱字がないか
  • 写真が適切か(スーツorオフィスカジュアル、身だしなみ、化粧が濃すぎないか)
  • 基本情報が正確か
  • 職歴・学歴が正確に記載されているか
  • 志望動機やアピールポイントが具体的か

履歴書の送付方法

郵送

履歴書を郵送する場合、送付書に記載するべき項目と例文を解説します。

送付状に書く項目

  • 日付
    • ポストに投函する日を記載
    • 履歴書や職務経歴書の日付と揃える
  • 宛名
    • 宛名は省略せずに記載。例:(株)→NG、株式会社→OK
    • 部署に送る場合は「御中」、担当者に送る場合は「様」と記載
  • 自分の連絡先
    • 氏名はフルネーム、住所は都道府県から記載
    • メールアドレスは普段からチェックしているものにする
  • 応募の経緯
    • 求人を見つけた媒体と応募したい職種名を記載
  • 簡単な経歴と自己PR
    • 長文はNG
  • 同封書類
    • 職務経歴書は、経歴によって枚数が異なるので同封する枚数を記載

【コピペして使える】送付状のテンプレート

さっぴーん

送付状を作成する際に使えるテキストを準備しましたので、コピペして使ってください。

  • 日付
    • ****年**月**日
  • 宛名
    • ****株式会社 ○○部 ご担当者様
  • 自分の連絡先
    • 〒***-**** (住所)
    • 氏名○○ ○○○
    • 電話:***-****-****
    • メールアドレス:***@abc.co.jp
  • 表題
    • 応募書類の送付につきまして
  • 文頭・文末
    • 敬具/拝啓
  • 本文
    • 貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
    • このたび○○に掲載されていました貴社の○○種の求人を拝見し、ぜひとも応募させていただきたく履歴書と職務経歴書をお送りいたします。
    • 私は現在、○○損害保険会社の損害サービスセンターに在籍しており、自動車保険の保険金支払い業務に携わっております。
    • 現職で求められる正確かつスピーディーな事務処理力が貴社の○○職でも活かせるのではと考え応募いたしました。
    • ご検討の上、ぜひ面接の機会をいただけると幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
  • 同封書類
    • 履歴書  1部
    • 職務経歴書 1部(全◎枚)

メール

履歴書をメールで送付する場合を解説します。

本文のテンプレート

件名:履歴書送付のご連絡(氏名)

株式会社〇〇
○○部 〇〇様

はじめまして。
○○ ○○と申します。
この度、××(求人媒体)で貴社の〇〇職の求人を拝見し、応募させていただきたくご連絡いたしました。
私は現在、○○損害保険会社の損害サービスセンターに在籍しており、自動車保険の保険金支払い業務に携わっております。
現職で求められる正確かつスピーディーな事務処理力が貴社の○○職でも活かせるのではと考え応募いたしました。

履歴書を添付いたしましたので、ご確認いただけますと幸いです。
なお、添付書類にパスワードを設定しておりますので、後送させていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

署名
(氏名)
(電話番号)
(メールアドレス)

エージェント経由

転職エージェントを利用すると、担当者から企業へ履歴書を送付してもらえます。

郵送やメールなどで必要な送付状やメールの本文を考える必要はありません

また、誤字脱字や内容のチェックもしてもらえます。

働きながら転職活動をする人は、エージェントの利用がおすすめです。

履歴書を書く時のNG項目


誤字脱字

履歴書は、採用担当者が最初に目を通す書類です。

その書類に誤字脱字があると、「注意力が足りない人」、「書類のチェックができないということは仕事のやり方も雑なのでは」と印象が悪くなるリスクがあります。

チェックのコツとして、以下の方法があります。

  • 口に出して読み上げる
  • 時間を空けて確認する
  • 友人や家族に一読してもらう

志望動機の使いまわし

どの企業に対しても同じ志望動機を使いまわすのはNGです。

企業によって求める人物像や業務内容が異なるため、各々に合わせた志望動機を作成する必要があります。

多くの応募者の書類を見ている採用担当者は、使いまわしている志望動機を見抜きますので、良くない印象を持つでしょう。

企業研究を入念に行い、具体的な志望理由や貢献できるポイントを明確に記載することが重要です。

空白が多い

履歴書に空白が多すぎると、熱意が感じられず採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。

特に志望動機や自己PRの欄が空白もしくは余白が多いと、次の選考に進めても良いのか判断できなくなるため、不利になる可能性も。

内容が少ない場合でも、書くスペースが少ないフォーマットを使うなどして、あなたのこれまでの経歴やアピールポイントを効果的に伝えましょう

消えるボールペン、シャープペンを使って書く

消えるボールペンやシャープペンで書くのはNGです。

にじみにくく、裏移りしない油性のボールペンを使いましょう。

芯の太さは、太すぎず細すぎない0.5~0.7mmがおすすめです。

修正液、修正テープで直す

書き間違えた際に、修正テープや修正液を使用するのはNGです。

履歴書は、あなたの経歴を伝えるための「重要書類」なので、修正テープなどで直すとその書類の信ぴょう性が疑われてしまうからです。

厚生労働省の「応募書類の作り方」でも修正テープや修正液はNGと記載されています。

もし間違えてしまった場合は、新しい履歴書に最初から書き直しましょう

さっぴーん

シャープペンで下書きしてから油性ボールペンで清書するのもおすすめです。

履歴書のよくある疑問

これまでに説明した以外の点で、よくある疑問について解説します。

PCと手書きどちらが良い?

履歴書は、PCと手書きのどちらでも書いても構いません

PCで作成と手書きのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
PCで作成 誤字脱字のリスクが少ない
整った書式で見やすい
熱意や想いが伝わりにくい
手書きで作成 誠実さや丁寧さをアピールできる文字の丁寧さや読みやすさが求められる
書くのに時間がかかる

応募先企業からの指定が無ければ、メリット・デメリットを考慮して決めましょう。

「同上」って使っていい?

学歴や職歴の欄において、繰り返し記号の「〃」や、「同上」、「同社」などを使うのは避けましょう

現住所の欄では、別の住所が無ければ空欄のままにしておきます。

まとめ

この記事では、損保・損害サービスから転職するときの履歴書の書き方を解説しました。

履歴書は、採用担当者との最初のコンタクトになるので重要です。

特に、志望動機・自己アピールは「何を書いたら良いのかわからない」という人が多いと思います。

改めて、下記が履歴書に書く志望動機の構成案です。

  • 結論(なぜその企業に応募するのか)
  • 結論の詳細
    (志望動機につながる損害サービスでの具体的なエピソード、自分のどんな強みが応募する理由になるのか)
  • 損害サービスでの経験を活かして入社後にやりたいこと

この記事で紹介した、職種別の志望動機チェックシートを活用してサクッと作成しましょう。

この記事を書いた人

転職3回の元損サ。損害保険会社の損害サービス(自動車3年、火新1年)に4年在籍。保険代理店、Webデザインスクール、Web担当者を経て、現在では毎日定時上がりの金融系の事務職として勤務。

損保で働く人がなるべく負担をかけずに転職するためのブログ。

Webデザインスクールに通って、自信をもてるようになった経験を活かして学びについても発信中。

株式会社TealsではHSPについて執筆中です!

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