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アラサー未経験からWebの仕事に就けるのか不安。
実際に転職した人の声を聞いてみたいな。
アラサーで未経験転職は難しいって難しいって言われるので不安になりますよね。
未経験からWebの仕事に就けた体験談や、転職するためにやったことをお伝えします。
この記事を読めば、転職するか迷うのに時間をかけずに次のステップへ進めます。
未経験からWeb担当者になるには
未経験からWeb担当者になるには、以下の“5つの事前準備”と“3つの心構え”が大切ですです。
5つの事前準備
- HTML/CSSやデザインツールの使い方などインプット学習
- ポートフォリオ作成 ※重要
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 自分ができることを棚卸しする(自己分析)
- 面接対策
3つの心構え
- 条件を絞りすぎない
- 最後まで粘り強く続ける
- 気になる求人は積極的に応募する
ひとつずつ詳しく見ていきます。
5つの事前準備
HTML・CSS・デザインツールの使い方などインプット学習
Webデザイナー、Web担当者のいずれにしてもHTMLやCSS、Photoshopやillustratorなどのデザインツールの基礎知識は必要です。
まずは、入門書やeラーニングツールで基礎をインプットしましょう。
ポートフォリオ作成
ポートフォリオは必ず準備することをおすすめします。
Web系の仕事の場合、どのようなスキルや実績を持っているのかが重要視されます。
初心者で実績がない場合は、架空のWebサイトやバナーを制作してポートフォリオに掲載します。
私もポートフォリオをつくってから転職活動をはじめました。
履歴書・職務経歴書の作成
履歴書・職務経歴書はなるべく早めに作成しておきましょう。
早めに作成しておけば、ポートフォリオを制作するのに時間をかけられますし、応募したい求人にすぐ応募できるためです。
履歴書・職務経歴書を作成する場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
自分ができることを棚卸しする(自己分析)
後悔しない転職をするためには、自己分析が大切です。
自己分析は、こちらの記事で詳しく解説しています。
面接対策
模擬面接練習をやってくれるので、面接対策も転職エージェントを利用するのがおすすめです。
面接対策セミナーを開催しているところもあるので、積極的に利用しましょう。
こちらも参考にしてみてください
3つの心構え
条件を絞りすぎない
アラサーから未経験で転職する場合、あまり多くの選択肢がないのが現実です。
仕事内容・福利厚生・テレワーク可否…など条件を絞りすぎてしまうと、求人がなくなってしまうなんてことも。
最低限の条件を決めて活動するのが良いでしょう。
最後まで粘り強く続ける
アラサーの未経験転職は、簡単にはいかないのが現実。
自己分析で自分が何をしたいのか、将来どのような生活を送りたいのかを明確にして、その目標に向かって粘り強く続けるのが大切です。
気になる求人は積極的に応募する
求人に応募する際に、その先の面接や入社などのことを考えて積極的になれない気持ちわかります。
応募して内定をもらったら必ず入社しなければならないわけではありませんよ。
さらに、アラサー未経験転職は、書類選考がなかなか通らないので、積極的に応募していきましょう。
応募の管理や、日程調整などを任せられるので、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
Webデザインをはじめてから未経験転職するまで
ここでは、Webデザインの勉強をはじめてから転職するまでの全体の流れをお伝えします。
全体のスケジュール
2021年12月-2022年3月:独学で勉強
Paizaラーニングで学習を継続できそうか見極めるため、HTML/CSSを学習しました。
2022年4月-2023年3月:
インターネットアカデミーで基礎学習+ポートフォリオ作成
インターネットアカデミーでの受講体験談はこちらの記事で詳しく紹介しています。
2023年1月〜3月:転職活動・内定
2023年4月~:Web担当者として勤務
転職前の私のスペック
転職前はWeb知識は全くなく、むしろ苦手な分野でした。
- 8年間 保険業界で勤務(電話応対がメイン)
- PCが苦手
- Web知識は全くなし
Webデザインをはじめた理由
私がWebデザインをはじめた理由は、以下の2つです。
- 幸せを感じて自由に生きたかったから
- 内向的+内気+HSP気質で、人と関わるのに苦手意識があり、黙々と作業できる職種に就きたかったから
現時点では、以前よりは仕事に面白みを感じられて黙々と作業できる業務内容も多いので、転職できてよかったなと心から感じています。
【STEP1】独学でHTML・CSS・JavaScriptの基礎学習
学習を継続できそうか見極めるためPaizaラーニングで、2か月間HTML・CSS・JavaScriptの学習をしました。
いきなりお金をかけてスクールに通うのが不安という人にはおすすめです。
無料eラーニングツール「Paizaラーニング」がおすすめ
Paizaラーニングがおすすめの理由は以下の通りです。
- 無料で入門動画を見られるので、自分がどの言語を学習したいかを見極められる
- 動画を説明してくれる方が声優さんで聞き取りやすい
- 月額1,000円程度で有料版が見放題なので、コスパが良い
あまりよくなかったと感じた点はこちらです。
- どこが分かってないのかすら分からないので、チャットで質問サービスを上手く利用出来なかった
- 動画の中での専門用語が初心者には訳が分からなく理解するのに時間がかかった
【STEP2】Webデザインスクールに通う
独学で2ヶ月間学んで、もっとスキルを身につけたいと思うようになり、本格的に勉強するためスクールを探しはじめることに。
4社比較した結果、インターネットアカデミーへ通うことに
私がインターネットアカデミーを選んだ理由はこちらです。
- 動画講義、リアルタイム講義、個別授業から自分にあった学習方法を選びながら進められるため
- アウトプットのためのサポートが充実しているため
- 雇用保険の給付金対象のコースがあるため
給付金をもらうまでの流れはこちらの記事で紹介しています。
選んだコースと学んだこと
申込みしたコースは「IoTエンジニア育成コース」で、以下のことを学びました。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- サーバー
- IoT
- Photoshop
- UIUX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)
- 作品制作実践
インターネットアカデミーに通ったリアルな体験談は、下記の記事で詳しく解説しています↓
学習時間
- 仕事の日
朝1時間
電車で1時間
帰宅後30分の合計2.5時間
- 休みの日
午前中3時間
午後3時間の合計6時間
体力的にはしんどい部分もありましたが、勉強して自分で出来ることが増えていくのが楽しくて苦痛は感じませんでした。
在籍中に制作したもの
- Webサイト3つ ※架空(大学サイト:2つ、保険代理店サイト:1つ)
- バナー10個 ※架空
全ての講座を終えるまでの期間
インターネットアカデミーでの受講体験談でもお話しした通り、約5か月間で講座は全て終了しました。
受講期間は1年間で、毎日コツコツと進めていけば終わるくらいの量なので安心です。
【STEP3】転職エージェントに登録
どのような求人があるのか、福利厚生など勤務条件も事前に知っておきたかったので、本格的に転職活動を進める前に転職エージェントに登録しました。
エージェントのヒアリングを終えると、希望にあった求人をピックアップしてくれるので早めの登録がおすすめです。
【STEP4】転職活動スタート
私が、未経験転職したときの活動スケジュールも公開します!
利用した転職サービス
エージェント
- DODA
- リクルートエージェント
- Green
転職サイト
- リクナビNEXT
- Green
派遣会社
- リクルートスタッフィング
- アデコ
- デンプスタッフ
下記サービスでは、初回面談でお断りされたり、登録はできたけど求人を紹介してもらえなかったので、使用しませんでした。※あくまで筆者の場合なので、ご参考までに。
利用しなかったサービス
- マイナビ転職
- →第二新卒向けの求人が多かったため利用せずに退会しました。
- マイナビエージェント
- →第二新卒など20代前半~中盤にかけての年齢層向けの求人が多かった印象です。
- レバテック
- Type転職エージェント,ワークワークポート
1回目の転職ではマイナビエージェントを利用しました。
転職活動の全体スケジュール
- 転職エージェントと面談
- 書類選考 ※1社も通過できず
- 会社を退職
- 2社書類選考通過し
- オンライン面接
- 派遣の職場見学
- 内定
- 入社手続き
企業のWeb担当者として勤務開始
履歴書と職務経歴書の作成
履歴書と職務経歴書を作成するのは少し気が重いですよね。
転職エージェントを登録するだけで、履歴書や職務経歴書の書き方の見本をもらえたり、添削も無料でやってもらえたりするのでとても便利です。
私が利用したDODAでは、無料会員登録をすると面接力アップセミナー
書類選考
書類選考は、エージェント経由で約40社、派遣会社で約40社応募して、面接に進めたのは2社のみ。
確率にすると、2.5%・・・。
すでに退職していたので、さすがにこのときは焦りました。
やっぱり決まってから退職するべきだったかなと少し後悔。
先に辞めるや、次を決めて辞めるか迷っている人はこちらの体験談も参考にしてみてください。
あまりに不合格が続いたので、エージェントに理由を聞いたところ『ポートフォリオの質』が問題でした。
面接
面接は一番気が重い…
内向的な人の面接対策はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
面接で聞かれたこと
- 転職理由
- サイト制作でこだわったところ、難しかったところ
- デザインやコーディングでの自分の強み
- 将来やりたいこと、ビジョン
- Web制作を目指したきっかけ
- 年収の希望額
- なぜ先に現職を退職したのか
- なぜ制作会社ではなくインハウスを選んだのか
- 職務上での成功体験
- 友人からはどんな性格と言われるか
- ストレス耐性はあるか
- 前職で身についたスキル
- 入社可能日
- 長所と短所、趣味
面接を受けたのが制作会社ではなかったためか、ポートフォリオについて深掘りされることはありませんでした。
ただ、面接の準備として、そのWebサイトを制作した目的や現状の課題(架空でも)、工夫したところを話せるようにした方が安心です。
面接の最後にある逆質問は下記のようなことをお伺いしました。
逆質問したこと
- 今後注力していく事業は?
- 現在の貴社の課題とその課題に対し手社員に求められることは?
- やり取りは社内法人どちらが多い?
私が利用したDODAでは無料会員登録をすると、面接力アップセミナーに無料で参加できるのでおすすめです。
自己紹介や自己PR、転職理由、志望動機など質問項目ごとにセミナーが開催されているのでわかりやすかったです。
派遣の職場見学
派遣で唯一書類が通ったのは、未経験可の自社サイト運用・更新の求人でした。
職場見学の当日の流れは簡単にまとめておきます。
- 派遣会社の担当者と派遣先企業で待ち合わせ
- 職場見学の流れや、今回の募集背景を派遣会社の担当者から聞く
- 派遣先企業の担当者と面談、自己紹介と簡単な職務経歴・今までスクールで学んだことを説明
- 実際に使っているPCを使って業務内容や勤務条件などの説明を受ける
- 逆質問
- 実際の職場を見学
職場の雰囲気はよかったのですが、業務内容が想定していたものと違っていたため、辞退しました。
アラサーから未経験でWeb系職種をめざす方へ
やるべきこと
Webサイト制作の基礎知識やポートフォリオをつくることはもちろん、下記についても準備しておくと転職活動がしやすくなります。
- なぜWebデザインをやりたいのか、どんなことをやりたいのかを明確にする
- これまでの経験で活かせそうなスキルを洗い出す
- 常に新しいことを吸収し続ける
これまで全く違う業界だったから活かせるスキルなんてないよ、、と思われる方もいるかもしれません。
私もこれまで異業種だったうえに、優れた成績はがなかったため、かなり迷いました。
自己分析を重ねた結果、「わかりづらい文章を分かりやすく伝える」スキルを活かせるのではないかという結論にたどり着きました。
現職ではWebサイトにアップする原稿の校正などに役立っています。
読者のみなさんも、自己分析を重ねていけば強みやスキルがあるはずなので、あきらめずに探してみてください。
Web担当者に就職してみて
今の会社に就職して良かった点と後悔した点をお伝えします。
良かった点
・サイト制作だけではなく、SNS運用・プロモーション活動・(将来的には)マーケティングと幅広い業務に携わるチャンスがある
・1つの事業に対するサイト制作やプロモーションなので、効果測定までできる
後悔した点
- 他部署やお客様からの問い合わせなどの庶務もあるので、Web業務に集中できない
- 職種、業務ともに未経験覚えることが多く、前職のスキルがそのまま使えないので苦労する
さいごに
あらためて、未経験からWeb担当者になるために必要な”5つの事前準備”と”4つの心構え”をお伝えします。
5つの事前準備
- HTML/CSSやデザインツールの使い方などインプット学習
- ポートフォリオ作成 ※重要
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 自分ができることを棚卸しする(自己分析)
- 面接対策
3つの心構え
- 条件を絞りすぎない
- 最後まで粘り強く続ける
- 気になる求人は積極的に応募する
30歳から未経験で転職ってすごく不安で、本当に出来るのかな…と思う瞬間が多々あると思います。
まずは、今回お伝えした4つのポイントのうち、YouTubeやe-ラーニングなどの無料ツールで良いので、インプットから初めてみましょう。
行動すれば「もっとやってみたい」「もっと知りたい」と思えるのかがわかります。
みなさんが、少しでも早く理想の生活や働き方にたどり着けることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。