損害サービス社員のこんな悩みを解決!
- 転職軸が思いつかない
- どうやって転職軸を考えればいいの?
- 損害サービス社員の転職軸の例を見てみたい
この記事でご紹介する「転職軸が見つかる5ステップ」を実践すれば、損害サービスのみなさんの転職軸が見つかります。
この記事のまとめ
- 転職軸とは「転職活動において譲れない条件や絶対に叶えたい条件」
- 理想の働き方を実現するためには転職軸が必要
- ①理想の働き方、②損害サービスから転職したい理由、③損害サービスでの経験・スキル、④転職で必ず叶えたい条件の4つを洗い出し、優先順位をつけると転職軸が見つかる
転職軸は損害サービスからの転職で後悔しないために必要なもの
転職軸とは、転職活動において譲れない条件や絶対に叶えたいことをさします。
あなたが理想の働き方を実現するために必要なものです。
たとえば、仕事内容、業界、給与、休暇、勤務地、勤務時間、会社の雰囲気などがあげられます。
では、なぜ転職軸は重要なのでしょうか。
損保社員にとって転職軸が重要な理由
転職したあとに「思っていたのと違う」とならないようにするため
入社して「思っていた会社(仕事)と違う」とならないためにも転職軸は必要です。
絶対に叶えたい条件をクリアできていれば、そのほかの面で多少の欠点があったとしても受け入れられるためです。
残業時間を減らすのが転職軸であった場合、仕事内容がつまらなくても「前職より早く帰れているから仕方ないか」と考えられます。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、自分にとって何が一番重要なのかを決めておきましょう。
転職活動をスムーズに進めるため
転職軸を決めておけば、書類選考、面接の日程調整、内定承諾などの場面で選択に困らないようになります。
どの場面においても転職軸に合った選択をすればいいからです。
たとえば、複数の面接日が重なったときに転職軸に合った会社を優先させることができます。
転職活動がスムーズに進めば、余計なストレスを感じなくて済むでしょう。
面接で一貫性のある回答ができるようになるため
転職軸が決まっていると、面接で一貫性のある回答ができるようになります。
志望動機や転職理由、すべての質問に対して転職軸をもとに答えられるようになるためです。
転職軸があるだけで面接への不安も軽減されます。
あわせて読みたい
【損サの例文あり】転職軸を決めるための5ステップ
【ステップ1】理想の働き方を考える
転職軸を決めるためには、理想の働き方を考えるところからスタートです。
実現できるかどうかは考えずに、思いつくままあげていきます。
- 定時で帰りたい
- 限られた人とだけ関わって仕事をしたい
- 精神的負担が少ない仕事をしたい
- テレワークができる
「理想の働き方ができそうか」を考えながら進めれば、転職軸が決めやすくなります。
【ステップ2】なぜ損害サービスから転職したいのかを考える
深いことは考えずに本音で損害サービスから転職したい理由を考えます。
辞めたい理由を考えておくことで、次の仕事選びがしやすくなるためです。
たとえば、
- 電話応対が嫌だ(具体的に何が嫌なのかまで)
- クレーム対応に疲弊している
- 業務量が多すぎる
- どれだけ多くの事故を解決しても給料は変わらない
辞めたい理由の中にも転職軸のヒントが隠れています。
【ステップ3】損害サービスでの経験・スキルを書き出す
次に損害サービスで培った経験やスキルを洗い出します。
自信をもっていること、苦手なことがわかるので、最初にあげた理想の働き方とギャップがあるのかどうかが見えてきます。
自分の強みがわからない、経験の洗い出し方がわからない人は、自己分析のやり方、損害サービスの自己PR5選の記事も参考にしてください。
【ステップ4】転職で必ず叶えたい条件を洗い出す
転職で叶えたい条件を洗い出します。
- 電話応対が少ない仕事
- 感情的なお客様が少ない、毎日怒られない仕事
- 損保の経験や知識を活かせる
- 特定の業界をめざしたい
あわせて今の仕事で絶対に手放したくない条件も確認しておきましょう。
【ステップ5】優先順位をつける
転職で叶えたい条件の優先順位を考えます。
優先順位を考えるときは、条件をひとつずつ比べてみるとわかりやすいです。
比較して最終的に残った条件があなたの転職軸になります。
その軸で転職活動をすれば、理想の働き方叶えられそうかもう一度振り返りましょう。
損害サービス社員の例
損害サービス社員の例で転職軸を考えてみます。
ケース1
心穏やかに働きたい
- 毎日怒られるのがつらい
- 仕事に追われることがほとんどで心の余裕がない
- 休日も引きずってしまう
自動車保険の商品知識、小難しい文章(約款)を読む力、電話応対力
- 18:00までには帰りたい
- 毎日のように暴言を吐かれない仕事がしたい(お客様が交通事故のような大きなストレスを抱えている状況ではないのが理想)
保険の知識を活かしながら、これから契約するお客様の応対ができる仕事。できれば残業時間を今よりも減らしたい。
ケース2
不特定多数の人ではなく、ある程度限られた人と関わりながら働きたい
- 顔も知らない相手と示談交渉や法律などの難しい話をするのが精神的につらい
- ルーティーンワークが多くてスキルアップを見込めない
自動車保険の商品知識、小難しい文章(約款)を理解して伝える力
Webライターとして経験を積めること
Webライターとしての経験を積める仕事であれば、多少の残業時間は仕方なし。将来的にフリーランスとして独立できる環境(なるべく特定の人とだけ一緒に働きたいから)
ここであげたのはあくまで一例です。あなた自身の経験や想いに合わせて考えてみてくださいね。
転職軸を決めておくことで具体的にどの場面で活かされるのか
エージェントとの面談
転職エージェントに登録すると最初に行われる面談においても転職実は重要です。
自分の意思(転職の軸)を持っていないと、エージェントの意見に流される可能性があります。
おおよその転職軸をもって臨めば、エージェントも希望の求人を紹介でき、適切なアドバイスがもらえるようになります。
求人応募
会社選びをするときにも、転職軸があるとスムーズに進めます。
転職軸に合わない求人をすぐに振り分けられるためです。
特定のスキルを身につけたいのか、待遇面なのか、働く環境なのか、などで求人票を確認するポイントも変わってきます。
応募書類の作成
履歴書や職務経歴書などの応募書類の内容にブレがなくなるので、転職軸を決めておくことが大切です。
特に、志望動機や転職理由では、一貫性があると採用担当者に納得してもらいやすくなります。
たとえば、「残業時間を減らして家族との時間を増やしたい」が転職軸にもかかわらず、「幅広い仕事にチャレンジしたい」など業務過多になるような志望動機だとブレが出てきますよね。
書類選考に通過しやすい書類をつくるためには転職軸が必須です。
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面接
転職軸があることで面接での回答に一貫性が生まれ、面接官に好印象を与えられるようになります。
たとえば、「なぜこの会社を選んだのか?」といった質問に対して、転職軸を踏まえた理由を述べれば、志望動機に説得力が生まれます。
軸があると、どんな質問が来てもスムーズに答えられるようになります。
内定承諾
内定承諾するかどうかを決めるときも転職軸が役立ちます。
複数の内定が出た場合でも、転職軸をもとに検討すれば、自分に一番合った会社を選ぶことができます。
私は、軸が定まっていないためにエージェントが勧める会社へ入社して後悔した経験があります…。
転職で後悔しないためには軸が重要です。
面接での転職軸の回答例
面接で転職軸を聞かれたときの回答例を紹介します。ぜひ参考にしてください。
「残業が少ない仕事で家族との時間を大切にしたい」が転職軸の場合
週1でノー残業デイを設けたり、アニバーサリー休暇があるなど働きやすい環境づくりをしている御社を志望しています。時間が限られている方が、効率的に作業できると自負しておりますので、御社の働きやすさへの変革に貢献できると考えています。
「Webライターにチャレンジしたい」が転職軸の場合
文章や図解で保険をわかりやすく解説して加入促進に貢献できる仕事へ就くのが転職軸です。損害サービスで事故に遭った人の応対を通して「この特約に入っていれば良かったの」などと後悔している人を目の当たりにしました。自分に合った補償内容が事前に選べるようにわかりやすく保険を紹介したいと考えるようになったのがきっかけです。
まとめ
この記事では、転職軸の見つけ方を解説しました。
転職軸は自己分析と同じく、すぐに答えが見つからないかもしれません。
ですが、転職で後悔しないためには必ず必要となります。
紹介した例文をもとに、あなたの転職軸を見つけ出してくださいね。